愛のあるレタッチをしよう
すいませんこんばんわ!クリエイターチームのしがです。主な業務はサイトを運用するために画像をつくったり、サイトデザインしたりコーディングしたりしてます。
同じようなお仕事をされている方は、「肌キレイにして!」などのレタッチの指示がくることが多いかと思いますが、さてどんなやり方がいいのかなぁ?とググったことはありませんか?私はあります!
そこで、今回は私的な写真レタッチのやり方について書こうかと思います。
さっそくいい感じの素材を見つけました。
写真ACさんより(いつもお世話になっております)
http://www.photo-ac.com/
レタッチにピッタリじゃないですか〜これで説明していこうと思います。
〜ハイパスとぼかし(ガウス)をつかっていい感じにレタッチする〜
使用ソフト:photoshopCC
まず完成形がコチラです。
コツコツ地味に15分くらいでやりました。
準備その1:レイヤーを複製する
準備その2:フィルタ〜をかける
まず「ぼかし」とつけたレイヤーにフィルター→ぼかし(ガウス)をかけます。
なんとなく「これくらい綺麗になったらいいな〜」くらいの値をいれるといい感じになります。
この時、入れたぼかしの値を覚えておきましょう!
続いて「ハイパス」とつけたレイヤーにフィルター→ハイパスをかけます。
半径は先ほどかけたぼかしの値と同じにします。
こんな灰色のままだとレタッチできないので、レイヤーの設定をいじります。
準備その3:レイヤーの設定をかえる
ハイパス効果をかけたレイヤーを
モード:リニアライト
不透明度:50%
に設定します。すると…
こうなります!!見た目は変わってなくてOKです。
リニアライトの効果は画像の明るさに応じて下のレイヤーの光の加減を調節してくれる効果があります。(参考元:Adobe Photoshop * 描画モード)
ハイパスはぼかしとは逆の効果のフィルターです(参考元:Adobe Photoshop * フィルター効果リファレンス)
ぼかし(ガウス)をかけ、不透明度で調整してレタッチする方法もありますが、今回ご紹介したやり方をつかうと元の写真の明暗を良い感じに残しながら、より自然にレタッチできるのでおすすめです。
これで準備が整ったので、ここからコツコツレタッチしていきます!
レタッチその1:レイヤーマスクで肌をキレイにしていく
ハイパスフィルターをかけたレイヤーに、レイヤーマスクをかけます。
ブラシツールで、色を黒にしてキレイにしたいところをなぞってみました。
ぼかしをかけたレイヤーが見えていい感じにきれいになっています!
ガンガン黒で塗っていきましょう。
自動選択ツールなどで肌を選択し、黒で塗りつぶすっていうテもありです。
ここで私は調子に乗って塗りすぎてしまいましたので、ここからまた調整します。
レイヤーマスクのいいところってやり直しが効くところですよね〜
ということで、ブラシツールの色をグレーや白にして自然な肌の調子になるように調整していきます。
一通り調整したところです。
今回は、さらにキレイになるように、もうすこしだけ手を加えていこうとおもいます!
レタッチその2:ニキビを消す
ハイパスフィルターとぼかしでは消しきれなかったニキビを消していきます。
肩のところが若干気になります。
スポット修復ブラシツールでなぞっていきます。
ついついお顔のニキビのほうが気になってきますが、体のほうも少しだけ気を配るとよりキレイになります!
スポット修復ブラシツールでなぞるだけでみるみるうちにニキビが消えていきます。実際もそうだといいのに…
はい消えました。
レタッチその3:隈も消しておく
スポット修復ブラシツールを使ってるので、ついでに隈やお肌のでこぼこも消しておきます。ツールを修復ブラシツールに切り替えて、キレイな肌をコピー元にし、隈やでこぼこのところをなぞっていきます。
ブラックジャックの顔半分はお友達のキレイな皮膚。ということを思い出しながらなぞっていきます。
レタッチその4:手を見逃しがちなのでキレイにする
手って年齢がでやすいといいますので、この女性の手もキレイにしていきます。
これも修復ブラシツールでさくさく直していきます。
デザイナーって華やかな職業にみえますけど実際はこういう地味な作業の繰り返しなんですよね…。嫌じゃないんですけど!画が代わり映えしないブログですいません!出来上がったらキレイになります。
ここまでのコツは、キレイにしたい!という優しい気持ちで作業することです。
モデルに愛情を注げばその分キレイになるはず……
レタッチその5:白目をきれいにする
なんか最近若い人を見ると目が輝いているんですよね。いつから自分はこうなってしまったんだろう。
この写真の女性の場合、ちょっと血走ってたので抑えます…。
スポット修復ブラシツールや修復ブラシツールではコピー元の情報が少ないため、普通のブラシツール&スポイトでコツコツ塗っていきます。
ところでツムツムをしていると、キャラクターたちの目がいっぱいあるのが急に怖くなります。私だけですかね…?
そんなことを心のなかで思ってるうちに完成です!
できた〜
ちょっとした一手間で、いつものレタッチもいつもよりキレイになるとおもいます!
この記事がきっかけでなにか皆さんに素敵なアイディアが生まれますように…
まとめ下手くそですいません!!